アートと日々の日記帳

アート好きがつづるゆったりした日々の日記帳(アート編)

ドローイング

  ドローイングの時は、割と色鉛筆を使用する事が多いです。

色鉛筆の様な硬質な描画材は、手の感覚がダイレクトに伝わるような気がするし、お片付けも絵の具に比べて簡単なので、気軽に使えますよね。

私にとってのドローイングは、考え事や日記やメモみたいなところがあるので気軽さに気持ちをつい持っていかれます。

美術を志してもう二十数年たっているのですが、まだ新しい知らなかった感覚に出会えるのが不思議です。

 

しかし、最近は体力もついてきた事ですし、そろそろ絵の具を使う日々もいいのかなと思い始めています。

というか…ここで宣言しないと、絵の具生活を続けれられなさそうな意志薄弱さがあるので。

一応、頑張るぞ〜!エイエイ オ〜! と言ったところです かね。

明日から 大丈夫かな。私。(震え)

 

 

 

AI画の活用について

  一時期、AI絵師さんの話題が上がっていたので、皆様もご存知かとは思います。

簡易画像生成で作品が出来上がる事がよく話題に上がっていたかと…。

良いか悪いかは別にして、AI画像の生成の活用はそれだけではないと考えております。

文明の進化は利便性の追求だけでは、終わらないところがあると思いませんか?

生成された画像の上から新しい表現やクオリティの追求ができるかなと感じました。

馬車が車になったように、例えば、アニメーションの世界にも革命が起こりそうな予感がしています。

 

今までだったら、納期に間に合うようにあの手この手で見せ方を考えていたはずです。

参考例を挙げるならば、「彼氏彼女の事情」 ですかね。

うっすら 制作サイドの事情が垣間見える作品ですが、これを初めて観た時 庵野秀明は天才なんだなと改めて感じた事をよく覚えています。(アニメーションが原作より早く進み過ぎていたのも一要因かとは思いますが…)

 

そんな一握りの天才の到来に願をかけなくとも、AI生成で下地を作ってしまえばより早くクオリティの高いものが出来そうな気がしております。

アニメーターの働き方改革に一役かえるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

原色について

 皆様もご存知かとはおもうのですが、「原色」の概念は、赤、青、黄の3つの基本色を混ぜ合わせればどんな色も作れるという概念です。

また、ギリシャやローマ時代、ルネッサンス期にかけては、緑を加えてて4原色と考えられていました。

ただし、この3原色は印刷や写真の世界では、イエロー、マゼンタ、シアンが3原色です。プラスして黒も入りますかね。

彩度の高い色が使われています。

余談ですが、光の3原色を再現できると発売当初うたわれていたような気がしている絵の具はクサカベさんの「アッキーラ」です。(全部合わせると光は白になりますが、アッキーラは黒になるので注意して下さい)

世界初の「水性アルキド樹脂」をバインダー(展色剤)に使った絵の具みたいです。

発売当初 サンプルを頂く機会があったので、試して発色が良くて、3つ合わせて割と黒に近い色が出せたので感動したのを覚えています。

3原色合わせても綺麗な黒を作るのはむずかしいですよね。

原色のだけみても色々あって面白いですね。

原色を考えると色作りが楽しみになります。

作業着について

 ようやく 防寒つなぎを洗濯しました。

冬が完全に終わった気がします。

布団なみの気持ちで洗濯するので、よく晴れた日じゃないとなかなかお洗濯に出せないですね。

 

 美術学生は全身汚れてもいいようによくつなぎを着用していますが、実はちょっと苦手です。

サイズが大き過ぎても小さ過ぎても、動きづらい。

なので、防寒つなぎ以外は、割と絵の具がついてしまって外出時に着れない服を着用しています。

個人的には作業着は防具だと思っているので、自分の身がある程度守られるものを選ぶようにしています。

銅版を彫っていた頃は、金属片が皮膚に当たると痛いので厚手の布地のものを着用していましたが、最近は絵の具とか色鉛筆とか重さのないもので描いているので、普段着の着古したやつを使う事が多かったです。

しかし、作業用のジーンズのジッパーがバカになって作業用におろすズボンもないので、久しぶりにワークマンにてオーバーオール(サロペット)を購入しました。

 自分に合う規格サイズがなかったのですが、布地の感じとかベルトの調整とか確認したら意外とうごきやすかたので購入しました。

とても 涼しくてサラッとしていて気持ちがいいです。

ジッパーのような金具もないので、本当に軽い。

ちょっと寸足らずなのはご愛嬌という事で。

やっぱり、身体の不快って地味にストレスになるので購入して良かったです。

前回の作業着も8年位はもったので、今回も長く使えるといいかなと思っております。

 

 

 

 

デッサンについての考察

 これは、あくまで私見です。

デッサンと言えば一般的に、モチーフを観察し紙にそのものを描く行為だと思います。

学生時代はそこまで意識してはいなかったのですが、改めて他者のデッサンをみてみると油画や版画とテザイン工芸のデッサンはやっぱりちょっと違うななんて感じてしまいました。

そこで、学科ごとのデッサンの考察をしてみました。

・デザイン工芸

 現代においてほとんど、デザインの仕事は手描きでおこなってはいないと思います。

PCのソフトで作成されている事が多いので、そこまでデッサンに多くを求めていない感じがします。

基本的に立方体は立方体、球は球に見えていればよく、影の方向がチグハグでなければいいのです。

簡単にさっさっと描いて他者に伝わるデッサン力が求められます。

基本的にクライアントがあって、デザインは成立する職業なので。

なので、大学入試のデッサンも他の学科に比べて描く時間設定が短い事が多いです。

 

日本画

日本画は、見たままに正確で細やかなデッサンが求められます。

日本画の歴史をみてもわかる通り、師の絵画をそのまま真似たような絵を弟子が描く事がよくあります。

伝承していく感じでしょうか。

なので、どの学科よりも見たままの正確な描写力が求められます。

そのなかで、色とかちょっとした目線の微細な個性の出し方をしているかもしれません。

モチーフを全体的に描きこむ事も多いです。

・彫刻科

塊から形を掘り出していく、まさに彫刻的なデッサンである事が多い気がします。

手のダイナミックな動きを線で感じさせる事もあります。

デッサンが1番かっこいいのが彫刻だと思います。

・油画、版画

1番、自分がどうモチーフをとらえたかを描かなければならないのが特徴かもしれません。

変な話、自分がいいと思えば写真のような正確なデッサンでなくてもいいのです。

もちろん、モチーフを全部描かなくても良いし描いても良いです。

ビンセント・ヴァン・ゴッホのデッサンも正解だし、レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンも正解でしょ?

でも、全然違うデッサンです。

 

久しぶりにいろんなデッサンを観て、考えさせられました。

 

 

 

 

 

絵画の楽しみ方

  絵画の楽しみ方は人それぞれだと思います。

そんな事を言ってしまえば元もこもないですね。汗)

もちろん、美術館に行って有名な作品を鑑賞するのも楽しいです。

しかし、自分でお気に入りの作品を購入して我が家で楽しむ絵画もまた、良いものだと思います。

美術館の展示は、一般的に紫外線の影響が受けずらい環境や湿度、展示の順番や目線の高さなどに配慮されている事が多いです。

でも、自分の家に飾る作品は、好きに眺めていいのです。

起き覚めの太陽に照らされていく様子と共に在ってもいい。

イライラした日と嬉しくて飛び跳ねたい日の絵が同じに見えるとは思えない。

そんな瞬間に遭遇も出来ます。

中でも 個人的に好きな鑑賞方法は、油絵やガラス質のマチエール(素材が及ぼす効果)の作品を部屋を暗くして、キャンドルの炎の元で鑑賞する事です。

キラキラと輝き、自分の観たい部分が浮き彫りになります。

全てが明白に…とはいかず、そんな時間にじっくり向き合うのが好きです。

自分だけの鑑賞方法を、是非楽しんでくださいね。

 

 

宇野亜喜良展に行ってきました。

 今年のゴールデンウィークは、いっぱいお休みがとれたのでテンションが上がってしまいました。

仕事をしないと連休の喜びはえられないので喜ばしい事です。

お休みの間は、普段なかなか手が出なかった事がやれたので、満足しております。

 

宇野亜喜良展」にて展示をゆっくり鑑賞できた事が特に良かったです。

宇野さんのイラストレーションを知るきっかけになったのは、小学生の頃、読んだ児童文学書が最初だったかなと思います。

結構な数の仕事をこなされていらっしゃるので、児童文学書であっても沢山の本の表紙で目にしていました。

きれいな女性を描かれるので、凄く惹かれて本をよく手にとっていた記憶があります。

ポスターや原画、雑誌「ユリイカ」など兎に角沢山、お仕事されていらっしゃるので、誰もが1度は目にした事があるんじゃないかなと思いますので、鑑賞された方は自分の記憶と合わせながら楽しめる展示になっていたんじゃないでしょうか。

実際に私も小学生の頃の記憶を掘り起こしながら、楽しめました。

 

今は物のない生活を送りたくて大分処分してしまいましたが、

「ひとりぼっちのあなたに」

「さよならの城」

「はだしの恋唄」

を所有していたなと思い出も蘇ってきました。

また、もう多分廃盤になっているとは思うのですが、ラスコーの壁画をベースにして物語が展開していく児童文学書の挿絵もやられていたと思います。

子供の頃好きな本だったので、その原画が出品されていなかったのは少し寂しかったです。

話の内容は覚えているのですが、タイトルはもう思い出せませんね。

(思い出したので記録しておきます!「時を超えた記憶:ラスコーの夢」ジェーン・フェリス著:調べてみたら廃盤じゃなかったです。一時期探してもなかったのですが…。良かった。)

 

でも全体的に、子どもの頃の気持ちに戻って楽しめました。