アートと日々の日記帳

アート好きがつづるゆったりした日々の日記帳(アート編)

歯ブラシを画材に

 使い古した歯ブラシがあったので、捨てる前に折角なので筆代わりに使ってみました。

絵の具をつける前に毛先をハサミでカット。

これは、気分的な問題ですね。(心理的問題かもしれないのですが、衛生的にどうかなと感じたので。

 それから、ノリノリの音楽と共にワシャーっと描いていきました。

なんとなく歯ブラシのバサバサの質感に引きづられて、絵が出来てしまった感覚があります。

数十分で描き上げる 心がババーンって感じのノリです。

描く事自体は、楽しんでいい。

そんなお遊びの気分。

夏なので、開放的にいきましょう!

 

歯磨きで鉛筆を極める!

 鉛筆の跡が残らない鉛筆の使い方ってありますよね。

私も学生時代に練習した記憶があります。

粉で描く方法とか写真みたいに一方向から線を重ねていくやり方なんかがあります。
この線での描き方は、力の入れ加減で色が濃くなったり薄くなったりするので 筆圧を一定に保つのに少し練習が必要かなと感じます。

サラサラと描くやり方が歯磨きに似ているなぁと思っていたので、学生時代は歯ブラシでブラッシングする時に鉛筆デッサンを意識して磨いていた記憶があります。

偶然にも歯ブラシを持つ指先も、鉛筆を持つ指先も親指と人差し指を軽く持って描くスタイル。

歯を1本1本軽く小刻みにブラッシングする動作ってまさに鉛筆の使い方にそっくりです。

毎日鉛筆デッサンはしないかもしれませんが、毎日3回位は歯磨きをするのでこれは一石二鳥な練習方法だなと思いませんか?

この方法を見つけた時は、ほんのり嬉しかったのを覚えております。

案外とアートは日常生活と近しいものなのかもしれませんね。

 

長く描く為の身体の使い方

 絵を描くのは一般の人からするとお茶を飲みながら優雅に描いているというイメージをされる事もあるようですが、全く違います。

 どちらかといえば、ブルーカラーやアスリートに近いのかなと思います。

知人が肩が痛くて整体に行ったら、弓道やっているのかと勘違いされた位な身体の使い方をしているのかなと感じています。

 利き手側に筋力がつき過ぎて左右の差が出てきてしまうので、注意してくださいね。

気が向いたら、利き手じゃない方を鍛えるようにしています。

座って描く事が多い方は椎間板ヘルニアになりやすくなるので、立って描くのもいいかもしれません。

 それから、腱鞘炎を防ぐ為には手先のみで、描かない方がいいかもしれません。

肩を使って描いていくといいかなって感じています。

ダンスとかをやった事がある人なら、胴体や腰、膝を使って描くといいと思います。(特に大作の場合)

負荷を分散させてると、長時間描く事が出来ていいです。

遠心力とか使えると更に楽ちんです。

鍬で土を耕したり、薪を割った事がある人なら分かると思うのですが、力で闇雲にやっても体力が続かないので上手く動力を使用する方がいいのかなと思います。

人生100年時代なので、体も労わってやりたいところです。

 

 

 

 

 

絵を描く人たちのお洗濯事情

 絵を描いていると、一体どこで汚れたのか分からない汚れや絵の具が付く事が多くあると思います。

想定内の汚れななら諦めて作業着にしてしまいますが、そうじゃないと大変な事になってしまいます。

 

洗剤で一番洗浄力があるのは粉の洗剤だと言われているので、酷い汚れの場合は使用します。

本当は、洗濯用のシェーカーで溶かしてから使用した方が良いのでしょうが、面倒くさくてやっていないのが現状です。

 

その代わり、ドクターベックマンの色移りシート「カラー&ダートコレクター」を入れて洗濯しております。

やっぱり入れるのと入れないのでは、汚れの落ち方に違いがあるのかなと感じますね。

色々なメーカーから出ていますが、ドクターベックマンの物が個人的には相性が良かったです。

 

絵の具がついてしまったら…

 

正直にいって、すぐに水と石鹸で落とすのが一番かなと思います。

繊維に染み込むとどんな画材でも落としにくいと感じるので、早めの対応が大事になってきます。

水彩絵の具なら、メディウム自体が完全硬化しない絵の具なので、普通の洗濯洗剤でも汚れが落ちやすいです。

後は、洗濯板で手洗いも有効かも。

また、耐光性の弱い絵の具なら日が経つにつれて色が抜けてくるので、紫外線を浴びせまくるのはいいかもしれません。

 

しかし、アクリル絵の具と油絵具は厄介です。

硬化してしまうとなかなか落ちにくい。

それでも、どうしても落としたいなら剥離剤につけて、ラップをして数分〜数日おいて絵の具が柔らかく落ちやすくなってから洗濯洗剤で洗うといいかもしれません。

 

 「リムーバー」や「ストリッパー」と呼ばれる事が多い剥離剤です。

本来は画面や筆、パレットの絵の具汚れを落とすものなので、なかなかな香りと生地が痛む可能性がありますので、目立たない部分で様子をためしてから使用する事をお勧めします。

 

しかし、一番いいのは汚れてはいけない服を着て描かないのが一番かと思います。

マグリットみたいにスーツで描く事にポリシーがある場合は別ですが…。

 

 

 

マイブームな涼の取り方

  とっても暑い日が続いておりますね。

最近は、暑過ぎて変な遊びがマイブームです。

 

ほのかに水道水の味が気になり出して浄水ボトルを購入したら、チュッチュッタイプの吸い口だったんです。

しかし、直接口をつけたくない気分なので、吸い口を下にしてグラスの中に水滴が落ちるようにして水を出して使っております。

これが意外と癒される。

水滴がグラスにあたる音をきいたり、ボトルの中に小さな気泡がブクブクと出てきて まるで水時計の透明バージョンといった感じで美しくついつい見入ってしまいます。

モチーフとしても描いてても涼やかなので、これはこれで一石二鳥なところもあり してやったりって感じです。

 

 それから あまり体によくはないかもしれませんが、冷凍フルーツにソーダを入れて飲むのも最高です。

ソーダを飲んだ後は冷凍フルーツが残るのですが、フルーツの周りがシャーベット状になるのでそれがたまらなく 暑い日には嬉しいんです。

 

後は、フロート作り。

かつてファーストキッチンに烏龍茶フロートが販売されていたような記憶があるのですが、それを超える逸材を今年は作れたらいいなと思っています。

(現在は販売されておりません。たいして美味しくも不味くもないので売れなかったんだと思います。)

美味しく出来ればもちろん嬉しいですが、フロート作りは今までない味を見つける事が目的ですので欲張り過ぎない程度に楽しみたいと考えております。

とはいっても、まだマスカットフロートしか作っていませんが…(こちらは美味しい方)

 

あんまり 冷たいものばかりとると 秋にくるっていいますし、ぼちぼちと作っていきたいと思います。

皆様も猛暑にお気をつけてお過ごし下さいまし。

 

最近は、インプット中でした。

 昔に比べると随分元気になってきているのですが、ここ数週間は久しぶりに調子が良くはなかったです。

ですが、やっと回復してきて嬉しい気分で浮かれております。

調子が良くない時は、簡単なドローイングをしたりしています。

もっと良くない時は、情報収集のチャンス到来!って感じです。

動画だったら、自動再生にしておくと勝手に流れてくれるので楽ちんでいいですね。

画面が観れそうなら観るし、聞いているだけの時もあります。

まとまった時間がないとインプットも出来ないのでそれはそれでラッキーな時間なのかもしれません。

それに、白くてふわふわした状態の中にいるとき…多分朦朧としているときに 音が遠くの方で聞こえてくると あそこに戻らなきゃって気分になるので現世に戻っこれる道標みたいなものにもなってくれているかなと感じています。

もっとも 三途の川など、まだお目にかかった事はないのですが…。

本音を言うともっと頑丈に生まれてきたかったです。

でも、性根が強すぎるから神様がちょっとだけ体力減らしとこって、忖度したんだなって思うことにしております。

そういえば、昔 誰かが全部なくなるか全部揃うと死んじゃうよって言ってたので、こんなんで丁度いい塩梅なのかもしれません。

 

 

「生まれておいで 生きておいで 内藤礼」展へ行ってきました。

 

 今年は観たい展示が沢山あるのですが、その1つが内藤礼さんの個展でしたので、さっそく観てきました。

 

内藤礼さんは、日本の現代美術家です。

簡単にざっくり言うと自然現象(光とか風など)や空間を含めて作品にされている方です。

ご興味がある方は、もっと詳しくお調べしてみて下さいね。

 

今回は、東京国立博物館エルメスのギャラリーで連動した個展になっております。

 

東京国立博物館での会期は、2024年6月25日(火)〜9月23日(月・祝日振替休)迄

URL:https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2637

エルメスのギャラリーでの会期は、2024年9月7日(土)〜2025年1月13(月・祝)迄

URL:https://www.hermes.com/jp/ja/content/maison-ginza/

※2024年7月10日現在:まだ告知は出ていませんが、現在の展示が終わる頃にはでているかなと予想しております。

 

 


今回の展示は、3箇所に展示場所が点在していました。

その間に常設展示があって、常設展時の作品自体が強く訴えてくる感じと五感を研ぎ澄まさなければみえてこない事もある内藤礼さんの繊細な作品のコントラストが面白かったです。

鑑賞した日が曇りの日だったので、静かな感じで素敵でした。

しかし、内藤礼さんは光の扱い方も上手い方なので今度は晴れた日の朝と昼と夕方の光でみたい気もします。

当日チケットと同じ日に限り再入場可能との事なので、試してみたいです。

シンメトリーなようでアシンメトリーな展示。

微かな空調の風に気が付かせるような装置 光と影の調子、常設展示にあるお揃い感のあるもの。

痕跡。

古い建物独特の香り。

備え付けの時計と動く光の対比。

子供の頃、太陽の光や雑草の水分を含んでキラキラした感じをみて、世界はなんて素敵なんだろうと思っていた感覚が蘇るような感覚があります。

何も説明がなくてもストンと入ってくるので、感覚的に相性のいい作品が多かったです。

 

 東京博物館のミュージアムグッズも少しだけ、購入してみました。

はにわソックスと歌川広重の版画「金魚づくし 玉や 玉や」の金魚タオルです。

 

誰かに会った時にあげようかなと思って購入しました。

と思ったら、偶然にも父が上京してきているようなのであげようかな。

こうゆう虫の知らせ的な事ってありますよね?